貴方は私のナンバーワン

 

 

私は今、泣きながらこの記事を書いている。

 

何故なら、あまりにも、あまりにも悔しいから。

 

そして、神宮寺くんがあまりにも優しいから。

 

 

 もし私がアイドルで、全く同じ状況に置かれたら、きっと真っ先にこう言う。「本当に悔しい」と。もしかしたらもっとネガティブなことも言ってしまうかもしれない。

 

けれど、神宮寺くんのコメントはこうだった。

「前回の5位から数字だけで見ると下がったけど、ランクイン出来たこと自体がありがたい。初ランクインから6年、トップ10を維持してくれたファンの人に感謝!」

 

 

私は泣いた。

 

 

思えば神宮寺くんを応援してきた中で、彼がネガティブな発言をしているのをほとんど見たことがない。以前「コンプレックスは?」という質問に「あるんすよ。ただ、あんまり人には言いたくなくて。やっぱそういうところは見せたくないんですよね。」と言葉を濁していたのがとても印象的だった。

 

神宮寺くんが私たちに届けてくれる言葉はいつも優しくて、前向きで、力強い。

『自分好き度は?』の質問に「100%!自分を好きにならないと人に優しくできないと思うから」と答え、『タイムマシンがあったら過去と未来どちらに行きたい?』との質問には「僕は未来にしか興味がない」とキッパリと言い切る。そんな神宮寺くんの男らしさが、私は大好きで。数々の素敵な言葉に私は幾度となく励まされてきた。

 

だから、Jr大賞のコメントを読んだ時、そのあまりの “神宮寺くんらしさ”に私は胸が締め付けられた。

きっと、いや絶対、悔しいはずなのに。彼が真っ先に口にしたのは、私達ファンを気遣う優しい優しい言葉だった。

 

 

そして先ほどのコメントに神宮寺くんはこう続けた。「あとは玄樹が5連覇という記録をたてられたことが誇らしいね」

 

 

本当に、この人はどこまで優しい人なのだろうか。

 

 

神宮寺くんはJr.時代の殆どをを岩橋くんと共に歩んできた。同じ日に同じオーディションを受けて、シンメとして2人でこの流動的で不確かな世界を戦い抜いてきた。

 

神宮寺くんは岩橋くんが仕事で迷っていた時「玄樹はアイドルが天職だよ」と声をかけ、周りに自分のキャラクターを否定され自分を変えるべきか悩んでいた時には「変わる必要はないんじゃない?」と励ました。自分を支えてくれている人として神宮寺くんを挙げた岩橋くんのコメントには「え、俺?支えられてるんじゃなくて?どちらかというと俺が岩橋に支えてもらってるんじゃないかな」と答えた。

 

そうやって一番近くで一緒に歩んできたからこそ抱く悔しい思いがあるのではないかと、私は勝手に想像してしまう。

けれど神宮寺くんは、自分の僅か数行のコメントの中で、わざわざ岩橋くんへのリスペクトを述べた。そのことが、あまりにも神宮寺くんらしくて。優しくて。優しくて。

 

 

 

神宮寺くんがどこまでも優しいから、悔しい。

 

 

 

あくまで1つの雑誌の不確かなデータに過ぎないと頭ではわかっていても、悔しい。

 

 

 

何より、コンサート会場でピンクや紫の光と同じくらいきらきらと輝く沢山の緑の光をこの目で何度も見ているから、知っているから、本当に悔しい。

 

 

 

だけど、

 

 

 

もう悔しいと言うのはこれで最後にしようと思う。

 

何故なら、神宮寺くんが言わなかったから。

きっと私達ファンのことを想って言わなかったから。

そんな神宮寺くんが大好きだから。

 

 

 

神宮寺くん、いつも沢山の優しさを本当にありがとう。

 

 そして6年連続10位以内入賞本当におめでとう。

 

 

 

 

そしてきちんと言葉にできていなかったからこの機会に改めて。

 

 

神宮寺勇太くん、CDデビュー本当におめでとう!

 

 

きっとどこか「デビュー」という言葉を口にしづらい雰囲気もあったんじゃないかと思う。それでも、いつも誤魔化さずに「デビューしたい」とハッキリ言葉にし続けてきた神宮寺くんの男気と誠実さが私は大好きだったし、そんな貴方には必ずデビューの道が拓けるはずだって信じて待ってたよ。本当に本当におめでとう。

 

 

 神宮寺くんが戦い抜いてきたジャニーズJrの世界では、必ずしも “ファンからの人気”といわゆる “事務所の推し度”が比例する訳ではないと思う。けれどそんな厳しい世界の中で、神宮寺くんはそのどちらにおいても最前線の位置を守り抜いた。そして、晴れてデビューという夢を掴み取った。このことがどれだけ凄いことか。

 

 

それは単に “運が良かったから”などとは決して片付けられなくて。

神宮寺くんが私たちの見えないところで沢山の努力を積み重ねて、一歩一歩を真面目に大切に歩んで、周りの人を大事にして、1つ1つのステージに真摯に向き合ってきた結果なのだと思います。

 

 

 

コンサートのことを「頑張ったご褒美だ」という神宮寺くんが。

 

例えヘッドセットを付けていなくても、必ず歌詞まできちんと覚えて口ずさみながら踊る神宮寺くんが。

 

同年代のJr.大勢で振付師に怒られた時、みんなが落ち込んでいる中1人で謝りに行った神宮寺くんが。

 

ファンのことを「僕の誇りだ」と優しく褒めてくれる神宮寺くんが。

 

 

私は本当に、大好きです。

 

 

ステージで楽しそうにきらきらと笑う貴方に惹かれてファンになったあの日から、私の瞳のセンターはいつだって神宮寺くんだよ。

 

 

いつも私に元気をくれて、幸せにしてくれて、本当にありがとう。

 

 

これから先神宮寺くんの進む道に、沢山の幸せがありますように。

そして岩橋くんと岸くんと、それから紫耀くんと廉くんとかいちゃんと、たっくさんの夢を叶えてね。

 

 

 

貴方は、私のナンバーワンです

 

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