貴方じゃないとダメだった

 

 

 

 2021年3月31日、大好きな人がKing & Princeを脱退し、ジャニーズ事務所を退所した。

 

 

 

 思えば私の神宮寺担人生にはずっと岩橋くんがいた。岩橋くんがいなければきっとここまで続いてなかったとさえ思う。そのくらい私に取って岩橋くんの存在は大きく、必要不可欠だった。

 

 

 

 私が神宮寺くんを好きになった時には既に、隣に岩橋くんがいた。それからデビューまで片時も離れることなく2人はずっと一緒だった。私の愛する自担が唯一弱い自分を見せられる場所、それが彼の隣だった。誰よりも優しい神宮寺くんが、「玄樹は本当に優しい人」と語るくらい、岩橋くんは優しさに溢れた人だった。一切弱みを見せない自担にもどかしい思いを抱いてしまうことがよくあったけど、「隣に岩橋くんがいてくれる限り絶対に大丈夫」と確信できた。岩橋くんを愛おしそうに特別扱いする神宮寺くんが一番好きで、神宮寺くんにちょこんとくっついて目一杯甘える岩橋くんが一番好きだった。

 

 

 2人はユニットなどまだなかった不安定な時代から「絶対に一緒にデビューしよう」と声に出していた。事務所の人にシンメを解消しようと言われた時には、提案を拒否し自らの意思で運命を繋ぎ止めた。そのくらいお互いがお互いを必要だと確信していた。

 

 

 デビューが決まれば2人は生涯一緒にいられる。だから私は何としてもデビューして欲しかった。神宮寺くんと岩橋くん、そして岸くんが一生3人でいられるなら、他に欲しいものなんて何もなかった。

 

 

 いつしか大好きな3人にPrinceという名前がついた。優しくて、勇敢で、げんきな3人が集まると、そこにはいつも幸せいっぱいの空間が広がった。3人はいつも仲が良く、お互いを大切に想い合っていた。そんな3人の絆の輪に「みんなもおいで?」と私たちを迎え入れてくれるような感覚が堪らなく好きだった。

 

 

 実力人気共にトップクラスの3人だったにも関わらず、Mr.King vs Mr.Princeが解体されると事務所に不遇な扱いをされるようになった。悔しくてもどかしくて堪らなかったけど、3人は決して苦労を顔に出さずいつも笑顔で私たちを守ってくれた。「みんなが一番だよ」「僕たちはみんなといられて幸せだよ」といつも言葉に出してくれた。きっとあの時私たちはすごく小さな世界にいた。だけど十分すぎるくらい幸せだった。愛と優しさで溢れたおとぎの国みたいな空気感の中で、3人と私たちみんなで手を繋ぎながら過ごす時間が堪らなく愛おしかった。

 

 

 

 私たちが宇宙で一番好きだったあの空間、「Princeの世界」を作り上げたのは、紛れもなく岩橋くんだった。

 

 

 

 神宮寺くんが彼に「玄樹はアイドルが天職だよ」という言葉を贈っていたが、本当にそうだ。見た目はもちろん、仕草や歌声、その何もかもがとびきり甘くて美しい。その空間の「かわいい」を全て独り占めしてしまうような、圧倒的に可憐でセクシーな唯一無二のオーラを彼は常に纏っていた。岩橋くんがいるだけでステージがぱっと華やかになる。まさにアイドルになるために生まれてきたような人だった。

 

 

 

 大人数のステージでは何かに怯えるうさぎさんみたいに神宮寺くんにくっついて頑なに側を離れないのに、Prince3人になった途端ご機嫌で楽しそうに沢山お話ししてくれる岩橋くんが本当に愛おしかった。私たちファンも、きっと神宮寺くんと岸くんも、岩橋くんが楽しそうだとみんなが幸せな気持ちになった。自由気ままな小悪魔いわちと、振り回されながらもどこか嬉しそうなWゆうた。そんな3人の構図が愛おしくて堪らなかった。メンバーもファンも、見るもの全てを虜にしてしまう。そんな類い稀な才能が岩橋くんには確かにあった。

 

 

 しかも彼は、見た目だけでなく、中身までもが正真正銘の「アイドル」だった。聞いてるこっちが照れてしまうくらい甘いフレーズも、平気な顔で言い放ってしまう。今にもこぼれ落ちそうなくらい大きな瞳で私たちを見つめながら「大好きだよ」と何度も何度も伝えてくれた。そんな岩橋くんの抜群のアイドル性に、私たちは瞬く間に魅了された。「一生アイドル」と高らかに宣言する岩橋くんに、「俺も!」と続くふたりのゆうた。そんな3人の愛しい姿に「この3人と一緒なら、きっと一生幸せでいられる」と確信できた。

 

 

 

 キザに聞こえてしまいそうな甘い甘い言葉も、3人がくれるから本気で嬉しかった。最初は少し照れくさかった『Princess』というファンネームも、いつしか大好きになってしまった。私たちの宝物は、全部全部岩橋くんがくれたものだった。

 

 

 

 Princeとして最後のオリジナル曲の曲名を『You are my Princess』に変えてくれたのも、デビューコンのステージをピンクと緑と紫の光で照らしてくれたのも、会えなくて落ち込むファンに「チャンスは順番だよ」と寄り添ってくれたのも、全部全部岩橋くんだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつまででも待てた。10年でも20年でも、いつか戻ってきてくれるなら幾ら時間がかかったってよかった。もう一度岩橋くんのパフォーマンスが見たかった。これからもずっと、神宮寺くんの隣で笑っていて欲しかった。まだまだ「大好きだよ」と言って欲しかった。「みんなが一番だよ」と褒めてほしかった。もっともっとあなたの優しさに甘えたかった。何より、岩橋くんが「アイドル」として輝く姿をこれからもずっとずっと見ていたかった。

 

 

 

 

 誰よりもアイドルという職業を愛していた彼だったから、這いつくばってでもステージに戻ってきてくれると思い込んでいた。だけど彼はマイクを置く選択をした。私たちファンを心から大切にしてくれていた岩橋くんのことだから、アイドルを引退するという決断もきっと、いや絶対に、私たちを想っての判断だったのだろう。悔しいけど、悔しくてたまらないけど、きっとこれも全て岩橋くんの優しさだったのだろうと思う。

 

 

 

 

 わかってる。沢山闘って、考えて、悩みに悩んだ末導き出した私たちを守るための決断だったんだってわかってる。絶対にそうだと思う。だけど悔しくて、悲しくて堪らないんだ。だって岩橋くんのことが愛しくて、大切で、大好きだったから。岩橋くんじゃないとダメだったから。

 

 

  

 デビューすれば何もかも手に入ると信じていたのに、一番大切なものを失ってしまった。あれだけ望んでいた「デビュー」が、私の大好きな人から大切なものを奪った。彼が宇宙で一番輝ける場所から、彼の大事な大事な居場所を奪った。その事実が何よりも一番辛かった。こんなことになるならデビューなんてしなくてよかった。初めてそう思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 だけど、深い深い暗闇にいた私に手を差し伸べてくれたのは、やっぱり岩橋くんだった。

 

 

 

 

 

 

 突如開設されたInstagram。その記念すべき初投稿に添えられた「6人でデビュー出来たことが本当に幸せでした」という一文。この言葉が、私の魂を優しく救い出してくれた。

 

 

 

 

 岩橋くんはデビューを幸せに思ってた。アイドルという職業を好きなままでいてくれた。そうわかった瞬間、暗闇に一筋の光が差し込んだ気がした。岩橋くんのおかげで、デビューを願った過去の自分を恨まなくて済む。「デビューなんてしなければ…」と彼らの夢を否定するような発言をしなくて済む。救われた。また岩橋くんが救ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 岩橋くん、大好き。岩橋くんのことが、本当に好きだよ。

 

 

 

 

 

 今まで沢山の愛を注いでくれて、沢山沢山守ってくれて、本当にありがとう。キラキラと微笑む姿からは全然わからなかったけど、ずっとずっと自分と闘ってくれてたんだね。11年間ステージに立ち続けてくれて、アイドルでいてくれて、本当に本当にありがとう。

 

 

 

 正直に言うとね、もう会えないなんて辛すぎるよ。簡単に受け止めることなんて出来ないし、まだ当分悲しみから抜け出せる気がしない。これからもずっとステージの上に貴方の姿を探してしまうし、貴方の優しさ無しでKing & Princeを応援していける自信は全然ないんだ。

 

 

 

 

 

 だけど、頑張るよ。岩橋くんが頑張って頑張って決断してくれたんだから、私も頑張る。どれだけ時間がかかるかわからないけど、いつか必ず頑張るよ。きっと大丈夫だよね。だって私には岩橋くんがこれまで注いでくれた沢山の愛があるから。

 

 

 

 

 

 ボロボロになっても、ダメダメになっても、きっと立ち上がってみせるよ。すぐにはムリかもしれないけど。でもいつか絶対に立ち上がってみせる。だって私たちはPrincessだもんね!だから、岩橋くんもどうか自分を大切にしてね。今まで私たちにくれたたくさんの愛情を、これからはどうか自分のために目一杯使ってね。

 

 

 

 

 

 岩橋くんはいつまでも、私たちのPrinceだよ。

 

 

 

 

 

 これからもずーっと、大好きだからね。

 

 

 

 

 

 沢山の愛と、ありがとうを込めて。

 

 

 

 

 

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天はきっと貴方を助く

 

 

 

 

 神宮寺勇太くん、23歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

 そして入所10周年。本当におめでとう。

 

 

 10年前の今日、自らの意志でアイドルの道を歩み始めた神宮寺くん。まるでドラマのシナリオみたいに美しい物語の始まり方、貴方はその主人公に誰よりも相応しいアイドルです。

 

 

 

 

 貴方を好きになってから長い年月が経ちました。パフォーマンスの格好良さに目を奪われて始まったファン人生でしたが、気がつくと貴方の全てに惚れ込んでいます。

 

 

 

 本当に、本当に、貴方は素敵な人です。言葉にしきれないことが悔しくて堪らなくなるくらい、どこもかしこも魅力だらけ。後にも先にも貴方ほどのアイドルに出会うことはない、そう胸を張って宣言できます。

 

 

 

 思えば貴方のファンになってから、辛い思いをしたことなど一度もありませんでした。ただひたすらずっと幸せでした。それは私がどうこうなどではなく、全て貴方がそう振る舞ってくれたお陰なのです。

 

 

 

 他メンバーのファンである友人と話していた時、ふと「神宮寺くんのことを見ていて心配になったことなんて一度もない」と発言して驚かれたことがありました。それまで全く気が付かなかったけれど、これって凄いことなのだとハッとして。どんなに忙しくても「忙しい方が好き」と言って笑ってみせたり、難しい課題に直面した時こそ「楽しいですね」と口にする貴方に、私たち神宮寺担は無意識のうちに守られていたのだと最近になって気がつきました。

 

 

 

 そして何より幸福なのは、私の中で貴方の「アイドルができて楽しい」という想いがずっとずっと輝いていることです。コンサートに行く度に「コンサートは頑張ったご褒美」という貴方の言葉が脳裏をよぎります。誰よりも楽しそうに会場を走り回る貴方を見ると、「ああ私が大好きなアイドルとしての姿を、彼自身も愛しているんだな」と確信できて、何度でも涙ぐんでしまうのです。

 

 

 

 

 そんな貴方の輝きに照らされ、優しさに守られてきた数年間。その中で見つけた貴方の好きな所は、星の数ほどあります。

 

 

 

 

 入所したてでまだ先の全く見えない時代に、周りの目など気にすることなく「絶対にデビューする」と宣言した大胆さ。

 

 

 どんなに後ろの列でも、マイクを持っていなくても、歌詞まできちんと覚えて口ずさみながら踊っていたひたむきさ。

 

 

 コンサートの際には自分以外の番宣日程まで正確に把握し、MCで他メンバーが言葉を詰まらせた時さらっとフォローするスマートさ。

 

 

 メンバーに「世界一紳士な人」と言わしめるくらい、誠実で優しい人柄。

 

 

 Princeの末っ子ながら、振り覚えが苦手な岸くんをサポートするため誰よりも先に振りを覚え、シンメとして側で岩橋くんを見守り数々の言葉を贈って背中を支え続けた仲間想いな一面。

 

 

 誰かが傷ついてしまいそうな時には誰よりも早く察知して手を差し伸べ、温かな言葉と振る舞いで守る、広い視野と頭の回転の良さ。

 

 

 大事な舞台であればあるほど楽しそうに振る舞い、余裕の笑みでギラギラと輝きを放つその本番強さと並外れた度胸。

 

 

 

 挙げきれないほど、とにかく何もかもが

好きで堪りません。

 

 

 

 弱い一面を一切見せることなく、その輝きで沢山の人を支え、照らしてきた神宮寺くん。貴方は絶対に絶対に、報われるべき人です。貴方の描く夢は何もかも叶うべきです。

 

 

 

 

 貴方が入所当時から座右の銘として挙げている『天は自ら助くる人を助く』という言葉、私もこれを心から信じています。だからここに宣言します。こんなにも夢に向かって頑張って、沢山沢山頑張って、優しさを惜しげもなく周りに配ってきた貴方を、天はきっと助けるはずです。きっとそうです。

 

 

 

 だからどうか、これからもたくさんの夢を堂々と宣言してください。周りに気を配り大切にする貴方が大好きだけど、時にはワガママに自分のしたいことを思う存分してください。

 

 

 

 貴方の「デビューする」という夢は、同時に私の夢でもありました。私の夢を叶えてくれてありがとう。そしてこれからも貴方の夢の続きを一緒に見させてください。

 

 

 

 沢山の優しさと幸せを本当にありがとう。貴方の夢が何もかも叶う日を、心待ちにしています。

 

 

 

 

 世界で一番大好きな神宮寺勇太くんへ、沢山の愛を込めて。

 

 

 

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さくらんぼの話

 

 

 

 私はクリームソーダが大好きだ。

 

 

入ったお店のメニューにあると絶対に飲んでしまうし、美味しそうなクリームソーダを求めて遠くの街まで平気で出向いてしまうくらい好きだ。

 

 

他の好きな食べ物に対する「美味しいから好き」という理由とはちょっと違う。クリームソーダを前にしたときの、あのワクワク感が堪らなく好きなのだ。私にとってクリームソーダは、目にするだけでトキメキをくれる宝石みたいな存在だ。

 

 

 

 

 昔、まだみんながジャニーズJr.だった頃。神宮寺くんが岩橋くんのことを「玄樹はクリームソーダの上のさくらんぼみたいな人」と言っていた。

 

 

 

 

 私はクリームソーダを飲む度に、彼のこの言葉を思い出す。

 

 

 

 

 クリームソーダの上のさくらんぼ。それは「カワイイ」の象徴だ。ソーダを注いだグラスにただアイスクリームを乗せただけでは、クリームソーダはきっと完成しない。ソーダの上で可憐に輝く真っ赤なさくらんぼがあって初めて、クリームソーダはあのトキメキを放つ。そもそもクリームソーダ自体がとびきりカワイイ物だし、更にその上に乗せられたさくらんぼはそのかわいさを決定づける「カワイイの頂点」みたいな物だ。

 

 

 だから、骨の髄までじぐいわ担である私は神宮寺くんが岩橋くんをさくらんぼに例えたという事実が破茶滅茶に好きなのだ。神宮寺くんが、岩橋くんのことを「カワイイの頂点」と認識していることがよくわかる、至高のエピソードだと思っている。

 

 

 

 

 私にとってじぐいわはクリームソーダみたいな存在なのかもしれない、と最近ふと思い立った。

 

 

 ソーダさくらんぼ、それはクリームソーダを構成する絶対的なペアである。その相性は見る者全てが認める抜群さで、2つ揃うことでその魅力が二倍どころか何十倍何百倍にも膨れ上がる。そんなのまさにじぐいわじゃないか。

 

 

 たっぷりと注がれたソーダは神宮寺くん。シュワシュワと爽やかな甘さを放ちながら、いつも優しくおおらかにさくらんぼを支えている。その可愛さを他の誰よりも信じ、「ずっと俺の側で輝いていて」と願っているかのように、水面にその煌めきを反射させながら温かな愛を送り続けている。

 

 

 グラスの上で光るさくらんぼは、やっぱり岩橋くん。この世の可愛いもの全てを制覇し、可憐に輝く「カワイイ」の象徴。その存在は見る者をときめかせ、気づけば皆その存在に夢中になる。さくらんぼは、ソーダに全ての体重を預けている。心から信頼し、「僕のことなら何でもわかってるでしょ?」と安心した様子でその魅力を目一杯に放つ。

 

 

 

 

 

 ソーダの上で輝くさくらんぼ、つまり神宮寺くんの隣で輝く岩橋くんが好きだ。ソーダ自体が大好物のわたしは、もちろんソーダを飲むだけでもとびきり幸せだ。でもやっぱり、ふとした瞬間にクリームソーダのトキメキが恋しくなってしまう。しょうがないよ、だってそのトキメキを知ってしまっているから。一度飲んだら忘れられないくらい、そのトキメキは鮮烈なものだから。

 

 

 

 

 

 いつまでも好きで、いつまでも楽しみにしているよ。またソーダの上で可憐に煌く姿を見られる日を、ずっとずっと待ってるからね。

 

 

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自己愛のエネルギー

 

 

 

 唐突だが、次のテキストを読んでみてほしい。

 

 

神宮寺の生き様がカッケー!行動とかまわりのヤツにかける言葉がいちいち大人っぽいの。(Travis Japan 松倉海斗) 

 

(神宮寺は)生き方がカッコイイLove-tune 萩谷慧悟 

 

 

 神宮寺くんのことを応援していると、彼と親しい仕事仲間たちが彼の人間性を褒める言葉を幾度となく耳にする。

 

 

 

 

以前別のブログでまとめたように他にも思い当たる彼への絶賛コメントは数えきれない程あるのだが、今日私が注目したいのはその中でも特に彼の"生き方"について語られたものだ。

 

 

 

 

ここで冷静に考えてみる。

 

 「あの人の生き方、カッコいいな」

 

日常生活の中でこう感じた経験はあるだろうか。

 

 

 

 

勿論著名な偉人や芸能人、自分よりずっと年上の尊敬する人など、"人生の先輩"のような人物に対して抱くのならごく自然な感情だと思う。

 

 

 

でも自分と同年代で、かつ同じ仕事をしているごく親しい仲間に対して「生き方がカッコいい」と感じるなんて、そうそう有り得ないことではないだろうか。

 

 

 

ここで再び冒頭のコメントを思い返してみると、その凄さがより明白に実感できるはずである。

 

 

 

 

 

 

 

 多くの仲間たちから「生き方がカッコいい」と語られる神宮寺くん。そんな彼の生き方に惚れ込んでしまうのは仲間たちだけではなく、ファンである私も確かにその1人だ。

 

 

 

 私が神宮寺くんの内面に強く惹かれるきっかけとなったのは、雑誌の中で彼のとある発言を目にしたことだった。当時高校生だった神宮寺くんは、「自分好き度は何%?」という質問に対しこう答えていた。

 

 

 

100%!自分を好きにならないと人に優しくできないと思うから」

 

 

 

雑誌の巻末に並んでいた何十個もの回答の中のたった一つ。この言葉が私の心に鮮烈に突き刺さった。「かっこいい」身体の奥底からそう感じた。ファンになってまだ日が浅かった私が、「ああ、私はこの人のことが死ぬほど好きだ」と初めて明確に痛感した瞬間だった。

 

 

 

 

 「自分のことが好きだ」とはっきりと言葉にするのは相当難しいことである。そもそも自らの心の中で自己肯定感を抱くこと自体そう簡単に出来ることではないし、ましてやそれを堂々と宣言するとなるとそのハードルは何倍も高くなる。

 

 

 

 

 でも当時まだ高校生だった彼は、これをあっさりと言ってのけたのだ。

 

 

 

 

 あれから数年彼のことを見続けてきた中で思うのは、周囲を惹きつける彼の人間性の根底にはやはりいつもこの"自己肯定感"があるのではないかということだ。

 

 

 

 

「自分のことが好きな人」というと「自分が一番、なナルシスト」というマイナスなイメージを抱かれてしまうかもしれない。でも彼の自己肯定感は、自らに酔いしれ自惚れているように感じられる物では決してない。私が彼の人格に惚れ込んでいるその訳は、先程の彼の発言の中にある。

 

 

 

 彼は自分のことが好きだと宣言した理由をこう語っているのだ。

 

 

 

「自分を好きにならないと人に優しくできないと思うから」

 

 

 

 正確に言うと、私は彼のこの自己肯定感の"根拠"に惹かれているのだ。自己陶酔に浸るために自分を愛するのではない。彼は寧ろその正反対である、「自分の外側」を見ている。まずは最も身近な存在である自分自身(内側)を肯定し大事にすることで、周囲の人々(外側)にも同様に愛を配ることができる。そう考える彼にとって"自己肯定感"は他者を思いやり愛するためのエネルギーなのだ。

 

 

 

 実際に神宮寺くんのことを見ていると、彼が確かにこの言葉を体現していると感じられる瞬間が幾度となくある。神宮寺くんはとにかく優しいのだ。彼の紡ぐ言葉には一切の角がない。自分のことも周りのことも決して否定せず、ただプラスのエネルギーだけを温かく宿した彼の言葉は、いつも周囲の人々の心の真ん中にじんわりと優しい明かりを灯す。まるで自らの内に燃ゆる愛の炎を人々に分け与えるかのように。彼の配る優しさに皆心を突き動かされ、気がつけば彼のいる空間は綺麗な丸みを帯びそこにはポジティブなパワーと溢れるばかりの愛だけが広がっているのである。彼はまるでそうするのが当然かのように惜しげもなく愛を配る。自らの働きを主張することは決してなく、いつも出来上がった空間の中央から少し外れた場所でふわっと微笑みながら辺りを見つめているのだ。

 

 

世界一、紳士な人。ジェントルマンだと思う。そこはかなわないなー。(永瀬廉)

 

僕はどちらかというと人見知りで内向的な性格。仕事でも小さなことで悩んじゃったりするんです。でもそんなときはいつも、神宮寺の明るさだったり、前向きな姿に助けられます。岩橋玄樹

 

実際、「彼氏にしたい」のがわかる。非の打ち所がない、いいヤツ。(岸優太)

 

 

 

 

 

 

 

 もう一つ神宮寺くんの人格の魅力を語る上で欠かせないのが、その精神の安定感と優れた観察眼だ。

 

 

(神宮寺くんのココには敵わない!と思うところは?)つかれてても顔や態度に出さないところ。仕事中はもちろん、プライベートでもそうなんだよね。いつも穏やかだし、ぐうじの機嫌が悪い日って見たことないかも。(永瀬廉)

 

(神宮寺は)いつも冷静に周りを見ていて、周りを立てるタイプ。自分の意見をグイグイ押し付けたりしないし、さりげなく気遣いができる。(永瀬廉)

 

神宮寺は、ああ見えて自分以外のふたり(Princeのメンバー)のことを、すごく冷静にふかんで見れる人。ジンとオレはタメなんだけど、横で見てて‘‘スゴイな’’って思ったよ。(SixTONES 森本慎太郎

 

 

 神宮寺くんは本当に精神が安定している。私自身コンサートや舞台等で彼に会った際「今日は調子が悪いのかな…?」と感じた経験はほとんどない。雑誌やテレビでの発言も常にポジティブなものばかりで、彼の心のぐらつきをタイムリーに感じ取れたことは本当にない。ファンになりたての頃はこれは彼の元来からの性格なのだと思っていたが、年数を重ねるに連れて実は彼が意識的に保っているのだと確信した。次に挙げるのは、そのことがよくわかる彼の過去の発言である。

 

 

 

(ストレス解消法について)悩み事もストレスもないから、とくに解消法もないんだよな。しいて言うなら、思いどおりにならないことやイヤなことがあったとしても、それをストレスだと思わないことだよね。「あー、オレ、かわいそう」って一瞬自分をなぐさめて、やり過ごすのがいちばんだよ。

 

僕は何でもポジティブにとらえるタイプなんです。ネガティブなことを考えるとよりネガティブなことを見つけてしまうし、全てポジティブにとらえたほうがいい。

  

 

 

 神宮寺くんの精神が常に上向きなのは、彼が単に楽観的な人だからなのではない。何かしらの「負の要素」が現れたとき、彼はそれを即座に客観視する。そしてまるで他人事かのように自分を「負の要素」から切り離し、精神の安定を保っているのだ。こうして彼は"自己肯定感"すなわち"愛のエネルギー"を巧みに守り抜くのである。常日頃から自分を客観的に観察し、精神をコントロールしている彼にとって、その規模を少し拡大しグループ全体を俯瞰で眺めることは一切の難無く出来てしまうのだろう。これこそが彼の安定したポジティブ精神と優れた観察眼の由来なのではないだろうか。

 

 

 

オレが思う‘‘クール’’の筆頭は木村拓哉さんで、落ち着いたしゃべり方やまわりへのきづかい、自分の感情をコントロールできてそうなところも「カッコいいな」と思うよ。それって30〜40代になって初めて出せる魅力のような気がしてたんだけど、神宮寺はそれができるんだよね。だから、マジでカッコいいし、あんないいヤツはいないと思ってる!(SixTONES 森本慎太郎

 

彼がいるからみんなの空気が整う。『King&Prince』のバランサー。(髙橋海人)

 

 

  

 誰に頼まれた訳でもなく、そうするのが当たり前かのように神宮寺くんはその鋭い目で辺りを観察し、些細な気持ちの動きを汲み取っては愛を配る。決して主張せず、どこまでもさり気なく。どんなときも自信に満ち溢れ堂々と輝く彼のオーラに人々は惹きつけられ、絶やすことなく放たれる愛の温かさに皆心を奪われるのだ。自分も他者も決して否定することなく、内に秘めたる自己愛のエネルギーで正も負もまるごと包み込む。そんな彼の生き方を目の当たりにしてしまったら、もう「かっこいい」と漏らさずにはいられない。

 

 

 

 

 「自分のことが100%好き」「悩み事もストレスもない」そう言い切ってしまう彼のあまりの潔さに私はどうしようもなく惹かれ、コンサートや舞台に足を運べば彼の放つ自信に満ちたオーラの眩しさに目を奪われる。私たちファンにまで気を配り愛を届けてくれる彼の優しさに触れるたび恋に落ち、そのステージが大舞台であればあるほど輝きを増す"アイドル神宮寺勇太"の才能を知ってしまったらもう彼から離れることが出来なくなる。

 

 

 

 

 私はとんでもないアイドルを好きになってしまった。幸せだ。神宮寺くんのファンでいられることが誇らしくて堪らない。神宮寺くんがどんな時も愛のエネルギーを注いでくれたから、貴方に出会ってから今日までずっと私は本当に幸せだったよ。これからも自分を愛し、輝く貴方でいてね。

 

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もう誰も貴方のことを

 

 

 

 

 

「せめて、ダンスを好きになりたい」

 

 

 

 

 

 

これは今日までずっと私の頭の中にしつこく染み付いて、決して拭うことのできなかった神宮寺くんの言葉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 神宮寺くんは本当に弱音を吐かない人だ。今日まで数年間彼のことを見てきたけれど、彼のしたマイナスな発言はほとんど思い当たらない。インタビュアー側の誘導で答えていたことは何度かあったけれど、自ら発したことは本当に無い。「これが苦手」「ここがコンプレックス」「これが辛かった」そんなストレートな言葉は恐らく目にしたことがない。

 

 

 

 そしてそれは私達ファンだけでなく、メンバーにとっても同じなようで。

 

 

 

舞台中でも「疲れた」とか「眠い」って言ってるのを聞いたことがない

 

ふだんジンがどうやってストレスを吐き出しているのかわからないんだよ。あれだけ感情を表に出してないと、家に帰ったら物とか壊してるんじゃないかって心配になるもん(笑)っていうくらい、ジンが荒れている姿を見ない。

 

 

 

1番近くにいるメンバーですらこうだなんて。彼の徹底っぷりは私の想像を遥かに超えていた。

 

 

 

 

 

 

 そんな神宮寺くんが4年前、冒頭の言葉を口にした。

 

 

 

 

 

私にとってはとてつもない衝撃だった。自分の弱さを見せることを極端に嫌う神宮寺くんにとって、精一杯の叫びであるように聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私が神宮寺くんのファンになったのは、少クラのとあるパフォーマンスの動画を目にしたことがきっかけだった。もともと存在は知っていたけれど、彼が歌って踊る姿を見たのはそれが初めてだった。ステージに立つ5人の男の子は皆凄くカッコよくて「ジャニーズJr.ってこんなにクオリティ高いんだ…」と衝撃を受けたのを今でも覚えている。中でも1人、一際私の目を惹きつけた人がいた。

 

 

 

 

それが神宮寺勇太だった。

 

 

 

 

 その曲は彼のソロパートから始まった。甘ったるい歌声に吸い寄せられるように、カメラは突然彼のアップに切り替わって。その瞬間を「待ってました」とでも言うかのように自信に満ち溢れた目でカメラを捉え、歌詞に合わせて指を動かしこちらを挑発してきた。曲が始まってたった10秒。私はもう既にアイドル神宮寺勇太の虜になっていた。わざと目線を外したり、かと思えば目を合わせてきたり。ニヤッと笑いながら首をかしげたり、無邪気にニカーっと笑ったり。カメラを捉える度にコロコロ変わる彼の表情から私は目が離せなくなった。

 

 

 

 

  それから彼の出ている動画をひたすら漁った。どの曲を見ても、彼は大抵ステージの真ん中にいた。きっとその圧倒的な存在感やパフォーマンスの華やかさが評価されて彼はこの場所を任されているのだと、ジャニーズ初心者だった私ですら確信できた。

 

 

 

 

  神宮寺くんはとにかくどんな時でも100%カッコつけていた。これ見よがしにポッケに手を突っ込んだり、カメラに抜かれる瞬間を見計らってジャケットをはだけて肩を出したり。その目はいつも何のためらいもなくカメラを捉えていて。彼の溢れ出る自信とキラキラオーラに私はすっかり夢中だった。

 

 

 

 

 あまりに夢中だったから、彼がダンスを課題にしていることに暫く気がつかなかった。勿論私にとっては神宮寺くんの歌とダンスが一番。でも私がそれをどんなに巧みに主張しても、「自担フィルターがかかっているから」と片付けられてしまうだけ。「もっと上手なJr.なんて他に沢山いるじゃない」と言われた時、当時の私は言い返す言葉を見つけることができなかった。

 

 

 

 

 だけど、彼は他のJr.には無い卓越したアイドルセンスと圧倒的なオーラを持っていた。運や奇跡なんてそんな曖昧なものではない。そのアイドルとしての実力が評価され、ステージに求められ続けてきたことは揺るぎない事実だと私は確信していた。

 

 

 

 

 「彼の放つ誰にも負けないカッコよさやオーラはダンスや歌とは別のところにあるのだから。私のように彼に惹かれる人にだけわかればそれで十分じゃないか。」こうも思った。

 

 

 

 

 でもやっぱり悔しいものは悔しかった。彼のパフォーマンスの実力が、ダンスや歌のスキルだけで測られてしまうのがどうしても悔しかった。悔しくて悔しくて堪らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 そして私は冒頭の言葉を目にすることになる。繰り返しになってしまうが、神宮寺くんは本当に自分の弱さを人前で見せることを嫌う人だ。初めて挑戦することに対しては「自信がある」といつも断言するし、大変そうな時ほど「こんな時間も楽しい」と言う人だ。そんな彼の弱気な発言を私は耳にしてしまった。本当ならばいつも通り隠しておきたかったであろう言葉を受け取ってしまった。なんだか、聞いてはいけないことを聞いてしまったような感じがした。神宮寺くんが完璧に貫いてきた美学に小さな穴が開いてしまったような気がして苦しかった。

 

 

 

 

 でも何よりもショックだったのは、神宮寺くんのアイドル活動の中に「好き」と思えないことが存在する、と知ってしまったことだった。

 

 

 

 

 神宮寺くんは10年前、ジャニーズアイドルに憧れて自らの手で履歴書を出した。小さい頃の将来の夢は?との質問には「ジャニーズに入ること」と解答し、なぜここまでアイドルを続けてこられたのか?と問われた時には力強い眼差しで「好きだからです」と即答する、そんな彼が大好きで。どこまでもを“アイドル”という職業を愛し楽しんでいる神宮寺勇太に私は心の底から惹かれていた。

 

 

 

 

 だから彼にとって「好き」でないことが存在すると知った時、私の敬愛する“神宮寺勇太のアイドル像”に小さな亀裂が入ってしまった気がして、それが物凄く苦しくて。当時の私は聞かなかったふりをして、心の奥底にしまっておこうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、私は気がついた。

 

 

 

 

 

 

 

神宮寺くんは「ダンスが苦手」とは決して言わなかった。

 

 

 

 

 

 

 「まずは好きになりたい」と言う言葉を選ぶなんて、なんとも神宮寺くんらしいじゃないか。何事も好きになって、楽しみながらこなす。いつもそうだった。

 

 

 

 

 

 

 彼は苦手だなんて意地でも言わなかった。意地でも認めなかった。いつも通り、ポジティブに向き合おうとしていた。やっぱりどこまでも私の大好きな神宮寺勇太だった。

 

 

 

 

 

 だから私も、意地でも言葉にしないと決めた。「神宮寺くんダンスは苦手だからさ、」なんて失礼な発言は死んでもしないと誓った。だって本人が言っていないのだから。本人が言っていないのに、私が勝手に評価することじゃない。得意か苦手か、それは彼だけが決められること。彼は認めなかった。だから、神宮寺くんはダンスが苦手なんかじゃない。いつか彼が心からダンスを「好きだ」と言える日が来ることを信じて、私は彼のことを応援し続けると決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼のファンになってから数年間、色々なコンサートに足を運んだ。そこで確信したことがある。それは、神宮寺くんが見えないところでコツコツと確実に努力していることだ。新たなコンサートに行く度に、彼のダンスは必ずレベルアップしていて。直接的な言葉こそほとんどなかったけれど、彼が一生懸命練習を積み重ねていることはパフォーマンスを見ればすぐにわかった。一歩一歩の歩幅はそれほど大きくなかったかもしれない。私たち神宮寺担しか気がつかない程度だったかもしれない。それでも彼は着実に階段を登り続けていた。休むことなくずっと。とにかくずっと。どんどん上達していく神宮寺くんのダンスを見るのはとっても楽しくて。新しいコンサートに行く度にその成長っぷりに感動するのが私の恒例になっていた。

 

 

 

 

 

 

 こうして一つ一つの仕事に真摯に取り組み努力することを決して怠らなかった彼は、見事CDデビューの切符を掴み取ったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 デビューしてからも神宮寺くんの成長が滞ることは決してなく、寧ろそのスピードは以前より明らかに加速していった。多忙なスケジュールの一体どの時間をつかって練習しているのだろう…と思わず考え込んでしまうくらい、彼の成長は凄まじかった。

 

 

 

 

 ああ神宮寺くんは本気なんだな、と私はすぐに確信した。勿論、彼が本気でなかった瞬間なんて今日まで一度たりともない。でもデビューしてからの彼にはこれまで見てきた中でも最高の熱量を感じた。そういえばJr.時代、まだ全く先が見えない時期にも関わらず「デビューという最初に抱いた夢は曲げたくない。その夢がスタート地点で、ゴールではない」と断言していたことを思い出した。デビューという夢を叶えた彼は、とっくに次の夢に向かってスタートしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてついに。デビューから暫くして出演したラジオの中で、彼の口からずっとずっと待ち望んでいた言葉を私は聞くことができた。

 

 

 

 

 

「ダンスが最近好きになってきました」

 

 

 

 

 

 やっと聞けた。この言葉をずっとずっと待っていた。

 

 

 

 

 

 神宮寺くんはやってのけた。やっぱり私たちには決して見せようとはしなかったけれど、誰よりも熱いアイドル魂とひたむきな努力で乗り越えてみせた。私が勝手に負っていた傷を、彼は癒してくれた。神宮寺くんを好きになってよかった。ファンになれて本当によかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして迎えた2020年3月25日。Premium Music 2020という歌番組内で初披露された新曲『Mazy Night』。

 

 

 

 

 

 King & Princeの歴代シングルの中でも史上最高のダンスナンバー。その中の大事なダンスパートで、神宮寺くんは颯爽と最前列に躍り出た。

 

 

 

 

 

 今までずっと、それはもうずっと、ダンスパートでは当たり前のように後列にされていたのに。魅せ場の最もいい位置を、彼はついに任された。

 

 

 

 

 

 難易度の高い振り付けを次々とこなしてゆく神宮寺くん。ジャニーズの中でも屈指のダンスレベルを誇る他のメンバーと、彼は確かに同じレベルに立ってパフォーマンスしていた。そのクオリティの高さに一瞬目を疑ってしまった程だった。息を飲むような2分半。気がつくとパフォーマンスは終わっていて、私は大粒の涙を流していた。

 

 

 

 

 

 

 私は彼がダンスを好きになってくれればそれだけでもう十分だ、と思っていた。でも彼はそんなことでは決して満足していなかった。私が想像していたより何十倍も、何百倍も上の景色を彼は見せてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 神宮寺くん、やったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日この日まで、貴方は一度も「ダンスが苦手」とは認めなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう認める必要がなくなったね。

 

 

 

 

 

 

 

 カッコいい。貴方は本当にカッコいい人。そういうところが大好きで堪らないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 数年前、ステージに立つ貴方を初めて見た日の私にMazy Nightを踊る姿を見せたら、それはもう信じられないくらい驚くだろうなあ。あの頃の貴方を知るすべての人に、見せて回りたいくらいだよ。「私の応援する人は、こんなにカッコいいダンスを踊れるようになったんです!」って。

 

 

 

 

 

 

 

 でもそのカメラを捉える真っ直ぐな眼差しと、溢れ出る自信に満ちた輝きは、あの頃と全く変わっていなくて。貴方の“このステージ上で俺が一番カッコいいでしょ?だから俺のことを見なよ”とでも言わんばかりのキラキラオーラに、私は今もまだ夢中なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう誰も、貴方のことを「ダンスが下手」だなんてきっと言わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神宮寺くん、貴方は世界で一番輝くアイドルです。私の大好きな、自慢の自担です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方のファンになったおかげで、かけがえのない幸福な体験をさせて貰えたよ。ダンスを「好き」になることを諦めないでくれてありがとう。今日までずっと笑顔でステージに立ち続けてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これからもずっと、誰よりもアイドルを愛し、楽しむ貴方でいてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いろいろな人からみた神宮寺くん

 

 

 神宮寺勇太くん、21歳のお誕生日おめでとうございます🎂🎉

 

 記念すべき神宮寺くんのお誕生日に何か自分の文章を残しておきたいなと思い、今回このブログを書くことにしました。

 

 神宮寺くんのファンをしていると、メンバーやJr.時代の仲間が彼の名前を雑誌等で挙げ、褒めているのを本当によく目にします。そしてそんな言葉と出会う度に、私は勝手に誇らしくて堪らなくなります。

 

神宮寺くんと多くの時間を共にし、一緒に色々な経験をしてきた仕事仲間たちの語る言葉こそ、神宮寺くんが魅力的で素敵な人であることを示す何よりの証拠なのだと思います。

 

そこで今回は、いろいろな人が神宮寺くんについて語った言葉の数々をここにまとめてみようと思います。

 

 

 

《目次》
  1. Jr時代の仲間が語る神宮寺くん
  2. King & Princeメンバーが語る神宮寺くん
  3. 私が語る神宮寺くん

 

 

 

1. Jr時代の仲間が語る神宮寺くん

 

 

森本慎太郎(SixTONS)

オレが思う‘‘クール’’の筆頭は木村拓哉さんで、落ち着いたしゃべり方やまわりへのきづかい、自分の感情をコントロールできてそうなところも「カッコいいな」と思うよ。それって30〜40代になって初めて出せる魅力のような気がしてたんだけど、神宮寺はそれができるんだよね。だから、マジでカッコいいし、あんないいヤツはいないと思ってる!

 

神宮寺は、ああ見えて自分以外のふたりのことを、すごく冷静にふかんで見れる人。ジンとオレはタメなんだけど、横で見てて‘‘スゴイな’’って思ったよ。

 

 

宮近海斗Travis Japan

俺はがんばり屋さんなところがカッコいいなぁって思うよ。こんなチャラチャラしてても、裏で実はものすごい努力してるじゃん。

 

 

阿部顕嵐Love-tune

神ってノリがいいから、一緒にいて楽しいんだ。神がいると俺、めっちゃ笑ってるもん。

 

神は相当マジメだよ。チャラとのギャップがいいよね!

 

 

■ 松倉海斗(Travis Japan

神宮寺の生き様がカッケー!行動とかまわりのヤツにかける言葉がいちいち大人っぽいの。

 

 

■ ‘‘Jr.が選ぶ結婚したいJr.ランキング’’にて一位に選ばれた際の神宮寺くんに対する投票理由

・カッコイイ、やさしい、カワイイ(安井謙太郎
・生き方がカッコイイ(萩谷慧悟) 
・やさしくて紳士的!(井上瑞稀
・キュンキュンする言葉をつねに行ってくれそう(藤原丈一郎
・ジンさんはやさしいから(岩橋玄樹

 

 

井上瑞稀(HiHi Jet)

うるさいアニキ(笑)すぐこっち見てニヤニヤして、話しかけてくるからポンって叩くと、「いってー!」ってマジで痛そうにしてどっかいく。その反応がおもしろい

 

(ガムシャラ!のパフォーマンスバトルについて)チームワークはもちろんいいけど、敵チームともいい関係。初戦前日には神宮寺が、「明日勝てよ」ってボソッと言ってくれたんだ。

 

神宮寺くんにデビューおめでとうとメールをしたら‘‘いつまでもおまえの兄貴でいてやるからな’’と返事がきました

 

 

■金指一世(東京B少年

神宮寺くんがすごい優しい。最近会えてないんですけど一緒に夢の国に行った時はすごい楽しかったな。プライベートでも仕事でも1番お世話になりました。神宮寺くんの行動ひとつひとつがカッコいいんですよ。後輩の面倒見がいいステキな先輩だと思います。

 

カッコいいし、優しいし、後輩想い!今日みたいに、同じ現場に神宮寺くんがいると、すごくホッとします。

 

 

■ 浮所飛高(東京B少年

神宮寺くんから、お下がりのベルトをもらった。しかもその渡し方が超カッコいいの。僕が楽屋の前をうろちょろしてたら「お疲れさま。これ、持って帰るの面倒くさいからあげるよ」って。本当にうれしかった!

 

 

那須雄登(東京B少年

神宮寺くんは全力でアイドル!踊りもひとつひとつが丁寧で、少年隊メドレーは見とれちゃいました。僕らが袖で見てるときはニコッとしてくれるし、だれに対しても平等で優しい!

 

 

佐藤勝利Sexy Zone

神ちゃんはね、同期だし、いっしょにいるとすごく落ちつくんだ。あんまり年下っていう気はしないね。今回のソロコンもちょっと緊張してたけど、神ちゃんがそばにいると、なんだかホッとするんだよね。不思議な安心感をくれるんだ。

 

 

松島聡Sexy Zone

正直オレがNo. 1に優しいなって感じたのは神宮寺なんだよね。『ガムシャラSexy夏祭り』で体調を崩して公演を休んじゃったとき、楽屋で寝てたら、優しく無言で毛布をかけてくれた人がいて。「え、だれ?」と思ったら神宮寺だった。意外とマジメだし、周りを見てるなって思ったよ。

 

 

 

 

2. King & Princeメンバーが語る神宮寺くん

 

 

■ 髙橋海人

彼がいるからみんなの空気が整う。『King & Prince』のバランサー。

 

みんなでいる時はイジってくるけど、2人だと優しいの(笑)「学校頑張れよ」って言ってくれたり。

 

■ 永瀬廉

(神宮寺くんのココには敵わない!と思うところは?)つかれてても顔や態度に出さないところ。俺はめっちゃ出ちゃうから、エラいなっていつも思ってる。仕事中はもちろん、プライベートでもそうなんだよね。いつも穏やかだし、ぐうじの機嫌が悪い日って見たことないかも。

 

世界一、紳士な人。ジェントルマンだと思う。そこはかなわないなー。(神宮寺は)いつも冷静に周りを見ていて、周りを立てるタイプ。自分の意見をグイグイ押し付けたりしないし、さりげなく気遣いができる。

 

めちゃくちゃ考えたけど…ジンのダメなところを、俺は見たことがない!カッコ悪い瞬間がないんよ。それが国民的彼氏って言われる要素なんやろうなぁ、すごいな〜

 

平野紫耀

頼りたい時は寄りかからせてくれて、ふざける時は思いきり一緒にふざけて遊んでくれる。

 

ジンにはいまのままでいてほしい。直してもらいたいところなんてひとつもないよ。その仲間想いで熱いところが大好きです。

 

■ 岸優太

神宮寺は僕より年下なんだけどすごくしっかりしてる。お仕事の場でのスタッフの皆さんへの気遣いや対応は、見ていていつもちゃんとしてるなと思います。その人としてキチンとしているところは本当に尊敬しています。

 

実際、「彼氏にしたい」のがわかる。非の打ち所がない、いいヤツ。

 

岩橋玄樹

うまくいかなくて落ち込んでるときに、神宮寺に「玄樹はアイドルが天職だね」って言われて、その言葉ですごい元気が出た。神宮寺は頭が良くて、人の心を読むのが得意なんだよね。

 

僕はどちらかというと人見知りで内向的な性格。仕事でも小さなことで悩んじゃったりするんです。でもそんなときはいつも、神宮寺の明るさだったり、前向きな姿に助けられます。

 

 

 

 

 3.私が語る神宮寺くん

 

 

 神宮寺くん、改めて21歳のお誕生日おめでとう!そして今日はジャニーズ事務所に入所してから8周年の記念日でもあるね。本当におめでとう。

 

 神宮寺くんを好きになってもう数年経つけれど、相変わらずあなたの新たな魅力を見つけてはキュンとさせられる毎日を過ごしています。神宮寺くんはとっても素敵な、自慢の自担です。

 

 

 神宮寺くんのことを知れば知るほど、私はあなたの‘‘優しさ’’に驚かされます。

 

 

神宮寺くんは決して人のことを否定せず、相手の魅力を引き出して褒めるのが上手な人。そしてその場の空気を言葉一つで温かく幸せな雰囲気に変えてしまう人。

 

 

神宮寺くんの優しさは、魔法のようだといつも思います。

 

 

困っている仲間がいれば誰のことも傷つけずにさりげなく守り、苦しむ仲間には力強い言葉を贈って背中を押し、コンサートでは私たちファンの心理にまで気を配りさらりと褒めてくれるような一言でその場の一体感を作り出す。私は神宮寺くんの魔法を何度も体感しました。

 

世の中には「勉強ができる」とか「歌が上手い」とか色々な才能があるけれど、実は「優しさ」もその一つなのだと、神宮寺くんに出会って初めて気づかされたよ。

 

 

神宮寺くんの魔法のような優しさは、類い稀なる才能なのだと思います。

 

 

 仲間想いで誰からも信頼され、周りに気を配るのが人一倍上手なあなたは、きっとどの世界にいてもみんなの中心で輝く人です。

 

 

 だけど神宮寺くんは、「やめたいと思ったことは一度もなかった」そうはっきりと言い切るくらい ‘‘アイドルまっしぐら’’ な男の子でした。

 

 

 ジャニーズに憧れて自らアイドルになる道を歩みだした神宮寺くんのパフォーマンスには、いつだってその胸に秘めた「夢」への情熱やステージに懸ける強い想いが見える気がして。

 

カメラの前で一切物怖じせず、これっぽっちも照れずに誰よりも‘‘カッコつける’’ 神宮寺くんのパフォーマンスが、私は世界で一番大好きで。ステージで誰よりも楽しそうにキラキラと笑うあなたから、目を離すことが出来ないのです。

 

 

 

 

同世代のJr.大勢で振付師さんに怒られたとき、周りが落ち込む中たった1人で謝りに行った神宮寺くん。

 

 

まだ入所したての頃、周りの同期がパフォーマンスを恥ずかしがる中、ただ1人照れることなく思いっきり腰を振ってジャニーさんに褒められた神宮寺くん。

 

 

例えヘッドセットを付けていなくても、バックに付くときは歌詞まで完璧に頭に入れて必ず口ずさみながら踊っていた神宮寺くん。

 

 

新たなコンサートを迎える度に、歌もダンスも着実にレベルアップさせてくる神宮寺くん。

 

 

パフォーマンスバトルのチームメイトが1人でこっそり練習する姿を見つけたとき、「1人でやんなよ、恥ずかしがり屋か?」と声をかけた神宮寺くん。

 

 

コンサートでファンの反応が小さかったとき、「もっと声だしてね!」ではなく「今ので100点だったけど、次は声も出してくれたらプラス20点だね!」という言葉を選んだ神宮寺くん。

 

 

‘‘番組の打ち合わせ中、気が散るような出来事が起きても集中できるか?’’ という趣旨のドッキリで、打ち合わせ相手のスタッフさんから1秒たりとも目を逸らさなかった神宮寺くん。

 

 

大切なシンメが思い悩んでいたとき、「玄樹はアイドルが天職だよ」という言葉を贈って寄り添い続けた神宮寺くん。

 

 

舞台中にミスをして手の親指に出来てしまった小さな血豆をファンに見せまいとネイルで隠し、1年半後にやっと真相を教えてくれた神宮寺くん。

 

 

未来の不確かなJr.時代に、「僕は自分からジャニーズに入りたくて応募して、同時にデビューしたいって夢を持って入ったから。今ジャニーズJr.として活躍させてもらってるけど、最初に抱いた夢は曲げたくない。」とキッパリ言い切った神宮寺くん。

 

 

そして待望のデビューを知らせる電話を「人生でいちばん幸せなモーニングコールだった」と表現した神宮寺くん。

 

 

 

 

もっともっと、ここには挙げきれないくらいたくさんの神宮寺くんが。

 

 

私はほんとうに、大好きなのです。

 

 

神宮寺くん、生まれてきてくれてありがとう。

 

アイドルとして生きる道を選んでくれて、本当にありがとう。

 

そして、いつもたくさんの優しさを、本当にありがとう。

 

神宮寺くんのおかげで、私は毎日笑顔でいられます。

 

 

 

神宮寺くんを好きになったことは、私の一生の自慢です。

 

 

 

21歳の神宮寺くんにも、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

 

 

 

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Princeと私の物語

 

 

 

2018年5月22日。

 

 

 

今日は、私の大好きなアイドルがジャニーズJrとして過ごす最後の日。

 

 

 

そして、私にとってはジャニーズJrのファンとして過ごす最後の日。

 

 

 

 

 

明日、私の自担はデビューする。

 

 

Princeが結成されてから、この日をずっとずっと待ちわびていた。 みんなの歌声をCDで聴きたい。そんな願いが叶う日は、すぐ近くまで来ているようで、すごく遠い気がしていた。

 

 

神宮寺くんは弱音を口にしない人。努力を見せようとしない人。だけど、夢や目標は人一倍堂々と力強く宣言できる人だった。「デビューしたい」彼が発するこの言葉を私は何度も耳にした。

 

 

神宮寺くんの夢は、同時に私の夢だった。

 

 

そしてついに、その日は訪れた。

 

 

 

神宮寺くんは、頼れる2人の戦友と、新たな3人の仲間と共に、デビューの切符を掴み取った。

 

 

神宮寺くんが、私の夢を叶えてくれた。

 

 

みんなの歌声がドラマのシーンで流れたり、表紙を飾った雑誌が何冊も本屋に並んでいたり、CDショップにKing&Princeのコーナーができていたり。私の日常は一気にきらきらと輝き出した。嬉しくて誇らしくて幸せで、でもちょっぴり寂しくて。だけどやっぱり嬉しくて。

 

 

この気持ちはJrの頃から応援していたアイドルのデビューに立ち会ったからこそ味わえたもの。そう思うと、このちょっとの寂しさも大事な宝物だなと思えてしまう。

 

 

だから、この宝物をここに大切に記しておこうと思う。

 

 

 

 

 

私はPrinceが大好きだった。

 

 

入所したての頃からずっと近くにいた3人に、ある夏、Princeという素敵な名前が付いた。

 

 

とびきり優しくて仲間想いな3人が集まったPrinceは、私達ファンにもやっぱりとびきり優しかった。

 

 

3人にPrincessと呼んでもらえることが、ちょっと照れ臭くて、でもその何倍も心の底から幸せだった。 

 

 

真面目で努力家な3人のパフォーマンスはステージを重ねる度にどんどんパワーアップしていって、Princeの優しくてキラキラとした幸せいっぱいの世界観がみるみるうちに出来上がっていった。

 

 

それはまるで3人の王子様が主人公の物語のようで。ステージの幕が開くと、一気に物語の世界の中に引き込まれる感覚があった。3人の王子様はいつも同じ方向を向いていて、どんな時も、こっちにおいで?と私達ファンに優しく手を差し伸べてくれているみたいだった。Princeの物語にいるときは、本当に、誰もがみんなPrince Princessだった。

 

 

この感覚が本当に心地よくて、幸せで。

 

 

2017年夏のPrince公演を見たとき、遠い気がしていたデビューが少し近づいた気がした。誰もがそう思ってしまうくらい、2017年夏のPrinceは圧巻の仕上がりだった。

 

 

3人が作り上げた世界観、PrinceとPrince担の空気感、Princeを取り囲む何もかもが大好きで堪らなかった。

 

 

それでも大好きな人のデビューは、やっぱり心の底から嬉しかった。

 

 

 

 

 

神宮寺くんの夢が叶った。

 

 

神宮寺くんと岩橋くんと岸くんがこれから先もずっと3人で一緒に居られる未来が約束された。

 

 

それだけで十分すぎるくらい幸せだった。

 

 

そう心の底から思えるくらい、私はPrinceのことが好きだった。

 

 

 

 

 

きっと色々な気持ちのファンがいると思う。それが当たり前だし、それで良い。だけどいつかは、みんなが1つの方向を向いて大好きな6人の背中を優しく押せるような日が来て欲しい。あの素敵な6人と、そんな6人のことが大好きなファンなら絶対にできると、そう私は信じている。

 

 

 

 

神宮寺くん、岩橋くん、岸くん。

 

 

私たちファンに沢山の愛と優しさをくれて、本当にありがとう。

 

 

「みんなは僕たちの誇りだよ」と何度も言葉にしてくれたこと。

 

 

'' Princeはファンとの関係性がすごく良いね''と褒められた時、「だって大事にしてるもん」と答えてくれたこと。

 

 

神宮寺くんのバースデーケーキのメッセージプレートに、「Genki Yuta  princessより」と私達の名前も加えてくれたこと。

 

 

Jr.として最後のオリジナル曲に『You are my princess』と名前をつけて、プレゼントしてくれたこと。

 

 

本当に、嬉しかったよ。

 

  

 

 

明日からは、頼もしい3人の新たな主人公を加えたKing&Princeの物語が新しいページを刻み始める。どんな物語になるのか、どんな景色を見せてくれるのか、ワクワクして仕方がない。

 

 

だからPrinceの物語は、心の中の本棚の、1番よく目立つところに閉まっておくね。

 

 

そしてもし恋の魔法が切れてしまっても、すぐ手にとって読み返すんだ。

シンデレラガールの中の女の子が、ガラス玉を朝の光にかざしたように。